GNX-2

ここはGNX-2の研究室です。

2002/11/02 フロアー・マルチ・エフェクターをはじめて購入しました。
ここ17年間ラック系のエフェクターしか使用していませんでしたので今までのラック系のエフェクターとこのフロアー・マルチ・エフェクターの違いを研究して行きたいと思います。
はじめに言っておきますが、数十万円のラック系のエフェクター数台と6万円フロアー・マルチ・エフェクター1台では、やはり音質で言ってしまうとラック系のエフェクターの方が理想の音に近い音が出ます。
しかしラック系のエフェクターは音作りが大変な上にセット・アップに時間がかかり、重たくて、大きな物になってしまいます。
フロアー・マルチ・エフェクターはこれだけなので、セット・アップが楽に出来て、持ち運びも簡単です。

先程、ラック系のエフェクターは、音作りが大変と書きましたが、このGNX-2も時間がかかります。
PODと同様で初心者やあまり経験のない人には、使いこなすのが少し難しいと思います。
この研究室を全部読むと、なんで買ったの?と思われるかもしれませんが、やはり便利だからです。
コスト的に見てもたいへんリーズナブルだと思います。
プロの目から見て問題点があるので、ここに載せます。

DIGITECH/GNX2をずーっとエデットしていて気がついたことがあります。

問題点1.アンプやストンプ・ボックスを使って音を歪ませた時のフィンガーノイズが大きい。
強く歪ませた時のフィンガーノイズは、元音より大きくなってしまいます。
必然的にピッキングノイズも大きくなってしまいます。
ぼくの場合ピックストップを多く使うのでその時の音がカリカリっと入ってしまうのでイマイチです。
何かいい方法がないかと色々ためした所、2つ見つかりました。
しかし解決というより軽減するといった感じです。

1つ目はGNX2の歪み自体を弱くするという方法です。
クリーンサウンドにするとフィンガーノイズは、ほとんど無です。

2つ目はGNX2のノイズゲートのスレッショルドを高めにすることです。
ただしこの方法だとボリューム奏法をギター側でやった時は急に音が上がってしまいます。
その上強く掛けると小さい音が出力されなくなってしまいます。
結局ぼくの場合は、歪みを少し弱くしてノイズゲートを少し強くしています。

問題点2.最終出力がコントロールしにくいことです。
最終出力のコントロールは、2つのブリ・アンプ/コンプ/EQ/ストンプ・ボックスの4つの項目で変わって来ます。
シュミレートのアンプやスピーカーによっても多少出力が変わって来まが、PODほど出力の違いはありません。

解決策は無いです。上記の4項目でやらなければなりません。

問題点3.出力レベル自体が低い。
PODと同じ位あればよいけど特にクリーンな音はレベルが上がらない。
歪ませて全てフルにすれば出力は大きくなるのですが、レコーディングでは大丈夫でもライヴではクリーントーンの出力に合わせるので、音自体が小さくなってしまいます。
出力が低いということは、強制的に出力を上げるのでノイズも増えます。

解決策はミキサーかプリアンプをかませるしかありません。

問題点4.ワウのオン・オフ電子スイッチが使い辛い。
踏んだ圧力による画期的なスイッチなのですが、ちょうど具合のいいポイントにいかずにいまいちです。

解決策は単体のワウ・ペダルを使うしかありません。

太い音を出すのであればPODの方が有利ですが、GNX-2は、プリ・アンプとしてはよく出来ていると思います。
ただピッチシフター・コーラス・ディレイとエフェクターを重ねていくと音抜けがどんどん悪くなって行きます。
ラック系のエフェクターでは、元音をキープしながらエフェクトをかけて行けるのですが、フロアー・マルチ・エフェクターではやはり元音の劣化が問題です。
音抜けが悪くなるので、高音域のEQを上げていくのですが、結局細い音になってしまいます。
適当に歪んだ音にディレイだけかけても、やはり音抜けが悪くなります。
レコーディングしていて、なんか音抜けが悪なーっと思ったらディレイ等の空間系のエフェクターを切って見て下さい。直ぐに分かると思います。
ローランドのラックのディレイとくらべるのは可愛そうですが、事実です。

特に残念なのはコンプレッサーです。
もともとコンプを多用する人ではないので、コンプをかけた時にDBXの様にコンプかけましたーって音にして欲しかったです。自然な感じになっています。

クリーン系は、アンプ・スピーカー共にダイレクトにしています。
コンプ・ピッチシフター・コーラス・ディレイとエフェクターをかける場合が多いので音抜けを考えるとダイレクトになります。
EQで補正しますが、少し薄べったい音になってしまいます。
レコーディングの時はダイレクトのチャンネルとスピーカーだけモデリングのチャンネルをミックスしています。

歪み系は、出力がアンプの場合スピーカーのモデリングをオフっています。
ミキサー直のレコーディング時は、スピーカーのモデリングをオフったチャンネルとアンプ・スピーカー共にモデリングのチャンネルをミックスしています。

とここまでですがまた気がついたことがあればアップして行きます。
みなさまの参考になればたいへんうれしいです。


2003/1/24 1/13のライブで使ってまた、新たな発見をしましたのでここに示します。

前回の問題点2の続きです。「最終出力がコントロールしにくいことです。
最終出力のコントロールは、2つのブリ・アンプ/コンプ/EQ/ストンプ・ボックスの4つの項目で変わって来ます。」
「解決策は無いです。上記の4項目でやらなければなりません。」と書きましたが・・・

やり方がありました。
ペダルをポスト・ボリュームペダルにしてそこの項目のMAXVolで全体のボリューム調節が出来ます。

問題点5.音色のエディットやボリュームペダルのMAXVolを変えた後に最大音量になります。

解決策は、エディット後にフットスイッチで他の音色に一旦変えてやれば、バカデカイ音量はでません。バグでしょうか?。

問題点6.ペダルをポスト・ボリュームペダルにして使ってノイズゲートをオンにしてあると、小さい音が出ません。急にワッと出て来ます。気になるほどではありませんが・・・

解決策は、もしかするとやり方があるかもしれませんが、今の所見あたりません。
アウトプットの先にもう一つボリュームペダルをつけるしかないようです。

問題点7.音色を切り替えた時に音切れがあります。一瞬ですが・・・

解決策は、ないです。ぼくもそのまま使っています。

問題点8.フットスイッチを踏んで音色が切り替えた時に反応が鈍い感じがします。

解決策は、ぼくの場合他のMIDIフットスイッチを使用しています。
ADAの古いMIDIフットスイッチですが、これだと踏んで切り替った感じがよい上に9音色を直ぐに出せるのでバンク切り替えが必要なくなります。下画像参照

とこんな感じですが、前回クリーンな音が大きくならないと書きましたが、二つのブリアンプを使ってダイレクトのチャンネルとスピーカーだけモデリングのチャンネルをミックスしていけば、なんとかなりそうです。

それからストンプボックスのST-9とDS-1は、本物よりいー感じがします。
ST-9は、本物ほどペタペタしないし、低音もガーンと出てサイコーです。
DS-1は、本物は1弦の高い方へ行くと音が細くなってチリチリぎみですが、これはそのまま出て、癖がありません。

また発見がありましたら報告します。



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